高電圧シリアルプログラミングライタとパラレルプログラミングライタ

AVR Dragonはヘッダピンにコネクタを接続しないとなにもできない。今回はAVR Dragonを書き込み時に12Vの電圧をかける高電圧シリアルプログラミングライタやパラレルプログラミングライタに化けさせるプラグインを製作する。

AVR CPUはISPでのプログラミングが一番扱いやすいのであるが、ヒューズビットの設定を間違ってしまうと、二度とプログラミングできない状態になってしまう。

これを救えるのが 高電圧シリアルプログラミングライタやパラレルプログラミングライタなのである。レスキューツールなのである。頻繁に使う道具でないからジャンパで接続してもいいのだが、プラグインを作った方が接続ミスが少なくなる。当方のような粗忽ものには必要である。

プラグインとは

AVR Dragonのヘッダピンは基板の片方にまとまってある。結線図はATMELのHPで 高電圧シリアルプログラミングライタやパラレルプログラミングライタの結線が公開されている。

高電圧シリアルプログラミングライタ

高電圧シリアルプログラミングライタは、8ピンのATtiny13/45/85用の高電圧ライタである。

ATtiny13A用の結線図はこれ、

結線図(SCKT3400D1より抜粋)

結線図(SCKT3400D1より抜粋)

パラレルプログラミングライタ

8ピンのATtiny13/45/85以外はパラレルプログラミングライタである。あとはATtiny2313用・ATtiny861用・ATMega328用のパラレルプログラミングライタ必要である。

あと3つ分、合計4つのプラグインの製作が必要である。

とりあえずATtiny2313用のパラレルプログラミングライタの結線図はこれ。
CPU毎に結線が違うので注意が必要だ。

ATtiny2313結線図(SCKT3300Dより抜粋)

ATtiny2313結線図(SCKT3300Dより抜粋)

プラグイン製作

AVR Dragonのヘッダピンは一箇所に密集しているので、当方が得意の片面プリント基板でプラグインを作るのが難しい。苦手なユニバーサル基板を利用するしか製作はできない。ユニバーサル基板の配線は不得意だけど、何とか結線するしかない。

なんとか完成した。それがこれ。

何とか結線した。

何とか結線した。

導通チェッカで正しく配線されたことを確認して、AVR Studio4でヒューズビットの変更テストした。

AVR Dragonに取り付け

AVR Dragonに取り付け

4つ作ったプラグインすべてOKだった。問題はなさそうである。

AVR_Studioでヒューズビット書き換え

AVR_Studioでヒューズビット書き換え

しかし、この状態のままでは苦労して配線したケーブルが外れるのは必至。そこでグルーガン(ホットボンド)にてシールドした。

グルーガンにてシールド

グルーガンにてシールド

これでちょっとしたことぐらいではケーブルは外れなくなった。
こういう時はグルーガンの出番である。グルーガンはエポキシ接着剤と違い少し加熱すればグルーを容易に外すことができるのである。万が一ケーブルが外れてしてまっても取り外せば修理ができるのである。

お蔵入り

これまで、ATMega8系のリセッタATtiny13系リセッタの2つを作ったが、これでお蔵入りになった。

雑感

苦労して作ったプラグインには欠陥がある。しっかりとAVR Dragonに刺すと、簡単には取り外せなくなってしまう。 🙁
軽く刺して使う必要がある。 😎

ユニバーサル基板でなんとか結線したが、見ようによっては空中配線そのものである。ここがあまり好きではない理由かもしれない。