ケースの設計

AVR DragonはATMEL純正のライタ/デバッガでありながら、龍のデザインに中国語が書かれた謎の紙箱に基板が入っているという珍しい商品である。純正ライタなどはケース入りで完成品として売られるのが普通なのであるが半完成品状態なのである。

ネットでAVR Dragonを利用してる人を調べてみると、基板剥き出しのまま使ってる方とか、謎の龍の紙箱をケース代わりに使ってる方もいる。漢の道具なのである。

謎の龍の紙箱と自作ケースに収まったAVR Dragon

謎の龍の紙箱と自作ケースに収まったAVR Dragon

さて、この漢の道具を当方はどうするか、さすがに基板剥き出しのまま使用するとショートのキケンであるので、ケースを自作しライタを完成させることにする。

ケースの条件は、

  • 電気的に保護されショートしない構造
  • 基板そのものを保護
  • すべての機能が利用可能

である。意外と難しい。

出来上がったケース

基板には大きなゼロプレッシャーソケットが半田付けされているという変則的な形状である。普通の形では収まらないので、妥協して決めたのが蓋つきのケースである。

蓋付きケース

蓋付きケース

製作は、側面をコの字に曲げ加工し一枚板の裏板と接着剤で固定し、ケース本体とした。蓋はアクリルの一枚板を切り出し曲げ加工で側面を作り出した。側面をアクリル板の帯の曲げ加工で作ったケースの精度は高い、一枚板の曲げ加工で作った蓋の精度はいまいちであった。

蓋を開けたケース

蓋を開けたケース

大きめのプラグインを接続したときAVR Dragonと接触しないようにプロテクタをを作成した。プロテクタはケースとは接着されていないが、ケースにピッタリのサイズなので側板の補強にもなる。

これでもなお未完成

ケースに入れただけで完成ではない。ヘッダピンにプラグソケットを接続しないと機能しないのである。蓋を取ってプラグインを刺すか、蓋をつけたままプラグインを利用できるようにするか、まだ決まってない。とりあえずATMELのAVR Dragonのページを見ながらプラグインをいくつか作成してみるつもり。