ニッケル水素蓄電池の内部抵抗

ニッケル水素蓄電池を倒立振子ロボットで使用するようになって、電池はまだあるようなのだけど停止したり、充電がひとつだけ終わらないときがあったりと、どうもダメな電池が混ざっているような感じだったので、弱った電池の指数とも言われる内部抵抗を測ってみた。

治具

JA7VRAさんの記事 DE-5000 充電電池内部抵抗測定アダプターたまささんの記事 格安LCRメータ(DE-5000)で電池の内部抵抗を測定するによると電池の内部抵抗はDE-5000で計測出来るようである。ただし電池からの直流電圧が加わるとまともな計測できないので、4点式の接点にコンデンサを直列にいれた端子を自作すれば計測は可能らしいのだ。
ばんとさんは電池ボックスと自家製端子を組みあわせた治具を作った。

内部抵抗の測定

内部抵抗の測定

電池ボックスは、秋月の放電キットで使用したものだ。電池ケースは100均で購入した充電器としては危険やつのだがケースは単3も単4も扱えるスグレモノなのだ。今回はこれを流用した。

自作の端子

t1.0の両面銅箔ガラスエポキシの生板があれば自作は簡単らしいのだが手持ちがなかったので、1mm厚のアクリル板に銅箔を貼り付けて自作した。

端子のオモテ面

端子のオモテ面

端子のウラ面

端子のウラ面

厚目凸凹の銅箔を使ったため、キツキツになってしまった。もう少し薄い板をベースにした方が良いようだ。

測定結果

手持ちのニッケル水素蓄電池をすべて計測してみた。
ニッケル水素蓄電池の購入時期によって分類しているので品名として使用した。ダイソー ReVOLTES単3は、Arduinoの倒立振子ロボット用に4個ずつ計2回購入している。購入時期が古いもの程、充放電回数は多くなっているものと推定される。エネループ単4は4本セットで購入したが、そのうち一本が充電不可になって廃棄された。

品名 番号 抵抗値(Ω)
ダイソー ReVOLTES単3(2013年12月購入) 1 0.085
2 0.078
3 0.072
4 0.078
ダイソー ReVOLTES単3(2014年2月購入) 1 0.065
2 0.074
3 0.080
4 0.102
ダイソー VOLCANO単4(2012年11月購入) 1 0.365
2 0.439
3 0.197
4 0.273
エネループ単4(2010年10月購入) 1 0.196
2 0.141
3 0.193

ダイソー ReVOLTES単3は充放電してなかったので新品の時の内部抵抗値を示してるかもしれない。単4は充放電をそれなりに繰り返してるので内部抵抗値は大きくなっていると思われる。新品の単4を計測したら劣化具合を判断できるだろう。

新品の時の内部抵抗値が分からないのであやふやな判断だが、たぶん手持ちのニッケル水素蓄電池は元気だろう。