はじめに

死蔵状態だった秋月NS9542 AM/FMラジオモジュールを使ってラジオ製作した。

受信中のDSPラジオ

受信中のDSPラジオ

仕様

現段階の仕様は以下の通り。

  1. PCからシリアルを使って操作ができる。
  2. ボタンスイッチで選局できる。
  3. 赤外線リモコンで選局できる。

回路図とボード図

以下が回路図とボード図である。

NS9542 DSPラジオの回路

NS9542 DSPラジオの回路

NS9542 DSPラジオのボード図

NS9542 DSPラジオのボード図

現バージョンでは、以下の問題がある。

  • ラジオモジュールNS9542は意外と電力を喰うようで、三端子レギュレータが結構熱くなる。

レイアウトの関係で、LCDの下に三端子レギュレータを配置したのだが、冷却フィンなどを取り付け冷却に配慮する必要がある。
もしこの回路を参考に作る方がいらっしゃるのなら、冷却には留意してもらいたい。

ファームウェア

ファームウェアのターゲットCPUは、ATMega328Pである。これを利用したのは在庫にあったからという理由だ。
現行のファームで9KB強、このサイズならATMega168Pが最適だろうと思う、もっと機能を絞ればATMega88Pでも動作可能だと思う。各CPUは同じファミリーなので、移植はさほど難しくはない。

現行のファームウェアは、以下の機能を実現してる。

  • NS9542のドライブ
  • LCDの表示
  • 赤外線リモコンモジュールのドライブ
  • キースキャン機能
  • PCとの通信機能

周辺機器のドライブには色々な方々のソースを参考にさせていただいてる。

関連ファイル一式の公開

Eagleファイル、ファームを含むファイル一式を公開する。

NS9542 DSPラジオ関係ファイル一式"NS9542 DSPラジオ関係ファイル一式"をダウンロード

あとがき

まともな仕様書も書かず現行回路に合わせてフォームを書いたので少しわかりにくいところがあるかも知れない。ただブログで散文的に書いていたChaNさんの赤外線通信ライブラリィを使ってるので”赤外線使って何か作りたい”とかの参考になるかもしれない。さらに、そらみみさんのソースを元に修正したNS9542ライブラリィはPICでも流用できると思うので、秋月のキットを組み立てて独自のファームを書きたいと思ってる方には参考になるかも知れない。どうぞご自由にお使いください。ただしPICはあまり詳しくないので質問とか”ナシ”でよろしく。自助努力でターゲットのシステムに組み込んでください。

補足[2012/8/27]

ATMega328pのヒューズビットの設定

以下の設定で、外部16Mh水晶で駆動するように設定してください。

Low Fuse 0xFF
High Fuse 0xDA
Extended Fuse 0x05